改訂 精神分析的人格理論の基礎 心理療法を始める前に( 馬場 禮子先生)
こんにちは
前回に引き続き馬場禮子先生シリーズです
今回は
- 作者: 馬場禮子
- 出版社/メーカー: 岩崎学術出版社
- 発売日: 2016/03/16
- メディア: 単行本
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です
前回のと似てますね
セットで読みたい本ですね
まずこちら、改訂とそうでない版がありますのでご注意を
ページ数およそ200ページ
こちらは人格理論の基礎ということで
精神分析の基本用語が詳しく解説されています
精神分析ってそもそも何?フロイト?夢分析?井戸?スーパーエゴ?サイヤ人?
などと全く用語がわからない方でもわかりやすく解説されていますよ
もちろんそんなの朝飯前だぜ
という方にもとても肥やしになります
こちらの本の特徴は専門用語をとても具体的日常場面に置き換えて説明してくれていること
例えば
防衛機制「知性化」
⚫︎知的な言葉を用いて説明したり議論したりすることで強い感情に直面することを避け衝動② を統制すること。
(コトバンク引用)
ふーん、なるほどなるほど…
………
で例えば?
ってなりますよね
ご安心ください
その点に関しましてわかりやすく説明してくださっています
こちらの本を毎日持ち歩いていれば
「あっ、今特技の"投影同一化"を使いましたね!」
などと人との会話中にツッコミを入れることが可能となります
そうです
防衛機制当てゲームができるようになります
心理の学生さんには必須ですね
ぜひ、教室で流行らせましょう
冗談はさておき
中身の内容を少し
解説されている内容ですが
⚫︎構造論、局所論
◯防衛機制などの自我機能
⚫︎退行 健康から病的まで
⚫︎フロイトの発達論
⚫︎スターンの発達論
⚫︎対象関係論
◯マーラーの分離-固体化の発達
⚫︎BPO
白丸◯はページの割かれ方が大きい内容です
どうでしょう
気になる項目はありましたか?
一度チェックしたい方はこの本をお手元にどうぞ
それではみなさんさようなら