精神分析的心理療法の実践 クライエントと出会う前に(馬場 禮子先生)
はいこんにちは
今日から少し馬場 禮子先生シリーズに入りたいと思います
突然のシリーズ化
気まぐれですね
馬場 禮子先生 、この界隈で知らない人はいないというくらいの有名な先生ですね
ロールシャッハの勉強をする際にもずいぶんお世話になりました
でも今日はロールではなく、こちら
- 作者: 馬場禮子
- 出版社/メーカー: 岩崎学術出版社
- 発売日: 1999/09/05
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 6回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
をご紹介したいと思います
いや、いい本ですよこれ
買ったのがだいぶ後だったんですが、心理学生、院生時代に読んでおきたかった本です
先生が長年の経験で培われてきたエッセンスが一冊に凝縮されています
基本的な心理療法の流れやテクニック、具体的な対応、などが初心者でもわかりやすく書かれております
抵抗、転移など精神分析の技法もしっかり紹介されています
クライエントとの会話のキャッチボールの様子によって具体的な対応や意味を説明してくれているので頭に入りやすいです
ページ数もおよそ170ページと時間的負担も少ないです
にも関わらず、言葉の一つ一つに無駄がない
まさに洗練という言葉がふさわしい
明日からはじめての心理療法が始まる、という
不安と焦りとワクワクドキドキな学生さんにはとても心強い味方になってくれるのではないでしょうか
基本的な心理療法を行う際の心構え、クライエントと対面した時の心構えも書いてありますので
精神分析以外の流派の方も読んでおいて全く損はないと思います。
学生時代はなんだかんだ時間がたっぷりあります
その間、一人で瞑想(迷走)するのもよし、仲間とウェーイするのもよし、バイトに明け暮れバイトマスター(50種類のバイト経験したぜ!)になるのもよし、部活で全国1位を目指すもよし、苦学生としての苦労体験もよし、お猿さんになるのもよし、便所飯やぼっちを感じてひっそり涙を流す日々もよし、ハングリー精神旺盛に何かに打ち込むのもよし
充実させ大切に過ごしてください
最後のは私の自戒です
それではまた明日