臨床心理士になれなかった人間がそれでも臨床心理の勉強をやめられないブログ

臨床心理士になれなかった人間がそれでも臨床心理の勉強をやめられないブログです。ここでは私がお金をかけて集めた臨床心理系の本の紹介や自習メモを書き綴ります。カテゴリーは一番下へ。

河合隼雄語録 カウンセリングの現場から

こんばんは


このブログ更新を待ち望んでいた皆様!


ついに新たな更新日がやってきました!


え?


ふざけんなよ、このやろぅ!


ですって?


まあまあまあ




それは今回の紹介本を見てから決めてくださいね



河合隼雄語録



どうです

間を開けて紹介する本には

ぴったりの本でしょう


ページ数180の文庫本



こちらの本は河合隼雄語先生が京都大学の臨床心理教室で事例検討を行った際にコメントしたものをまとめたものです



事例自体は省略し、コメントのみがまとめてあります


内容は、臨床生活を行う中で河合隼雄先生の血肉となったエッセンスが披露されています



臨床の現場で心血を注ぎ続けた河合隼雄先生


言葉の一つ一つに重みがあり

詳細な事例自体はないものの

多様な事例から想像を膨らまし学びを得ることができます





河合隼雄語先生の独特の語り口には

毎度毎度、惹きこまれます




河合隼雄先生のありがたき言葉を受け取りたい若き臨床家の皆様



これを読んで河合先生を身近に感じましょう







事例で学ぶアセスメントとマネジメント こころを考える臨床実践

こんばんは


今日はこちら


事例で学ぶアセスメントとマネジメント

事例で学ぶアセスメントとマネジメント―こころを考える臨床実践

事例で学ぶアセスメントとマネジメント―こころを考える臨床実践



こちらはさまざまな臨床現場で活躍する


若手臨床心理士の事例を元に、


本人交え議論を繰り広げる本です





アセスメントのポイントポイントが抑えられていて

とてもためになる本




若手心理士の赤裸々な気持ちや考え、奮闘もオープンに書いてあり

共感できる方も多いのではないでしょうか





キーワードは


「耕し」


「治水」


意味はなんだろう?



気になる方は

ぜひこの本をご覧くださいませ





消えたい 虐待された人から知る心の幸せ

こんばんは

久々の更新です


今日は

消えたい





「消えたい」と思ったことはありますか?


「死にたい」ではなく

「消えたい」です



こちらの本は「消えたい」と感じる

"異邦人"のお話




"異邦人"はそうではない人とは異なる感覚を有しているとのこと





「死にたい」は生きている感覚のある前提


「消えたい」は生きている感覚のない前提





この言葉の意味の違いが

"異邦人"の世界を、生きてきた人生を特徴づけています




そして被虐待という体験がどういうものかを物語っています




自分は生きている実感を今持てているのだろうか


それを知りたい方はぜひ一度お目通しください



カウンセリングの治療ポイント


こんばんは


本日はこちら



カウンセリングの治療ポイント

カウンセリングの治療ポイント

カウンセリングの治療ポイント




約300ページ



新刊サイズ



カウンセリングをする上での"あるある"に対して対応策を示してくれているのがこちらの本


ポイントを箇条書きにしてくれているので

見やすい



実際に起こり得ることが例として持ち出されているので実用的



抵抗や構造化


薬や精神科との連携


家族との関わり



さまざまな領域を扱っています




手元に置いておいて損はない一冊



これから心理療法を始める方

現在現場で、つまずいたり悩んだりしている方

いかがしょう



では


医療・保健・福祉・心理専門職のためのアセスメント技術を高めるハンドブック ケースレポートの方法からケース検討会議の技術まで 第2版


こんばんは



今日はこちら

医療・保健・福祉・心理専門職のためのアセスメント技術を高めるハンドブック ケースレポートの方法からケース検討会議の技術まで  第2版





先日ご紹介した本の姉妹本


約130ページのハンディな本




アセスメントの技術を高めたり

ケースレポートの書き方


ケース検討会議での流れに必要なことはまで



実践的にアセスメント技術を高めることができる本です


ケースレポートの書き方については

フォーマットがついているため

具体的なイメージをしながら練習できます




対人援助職に携わる全ての方に必携の本 


ぜひご覧あれ




医療・保健・福祉・心理専門職のためのアセスメント技術を深めるハンドブック 精神力動的な視点を実践に活かすために

こんばんは



本日はこちら


医療・保健・福祉・心理専門職のためのアセスメント技術を深めるハンドブック  精神力動的な視点を実践に活かすために






タイトル長ぇ…

もしかしてブログ新記録を達成か?



さて、ページ数は80ページほど


持ち運びが容易なコンパクトサイズ



肝心の中身はというと

充実この上ない



タイトル通り

精神力動論に基づいたアセスメント技法を展開しています



精神力動的な専門用語から始まり

転移や防衛機制、パーソナリティ理論など


さまざまな視点からクライエントの模様を読み解いていく方法を伝授してくれます




こちらの本の利点はシンプルで読みやすいところだと思います




アセスメント技術を深めたい対人援助職に携わる方々

毎日の通勤通学の合間にさらっと目を通してはいかがでしょうか





それでは

私はこうしてサバイバルした


こんばんは 


本日はこちら

私はこうしてサバイバルした


 


こちらは、さまざまな精神疾患の罹患歴や虐待などの経験を当事者たちが語った本です


その当時の様子やそこに至るまでのプロセス

何を感じ、世界がどう見えていたのか


寛解していく様子



そして今までどう生き抜いてきたのか





ときに笑いあり

ときに真剣に 

ときに涙あり


で当事者にしかわからない視点から打ち明けています






「綺麗さっぱり治った」や

「その時の経験があるから」

などのきれいごとは一切ない





あがきもがき

色んなものを抱えながら

必死に「今」を生き抜いている



リアルな生


サバイバル体験



臨床に携わる方にはもちろん

一般の方にも

あなたの人生を生きる知恵が得られるかもしれない


そんな一冊