対象関係論に学ぶ心理療法入門 こころを使った日常臨床のために
おはようございます
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対象関係論に学ぶ心理療法入門
対象関係論に学ぶ心理療法入門: こころを使った日常臨床のために
- 作者: 祖父江典人
- 出版社/メーカー: 誠信書房
- 発売日: 2015/04/03
- メディア: 単行本
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またまた対象関係論だよ
まだまだ続くの精神分析
でも、これもいい本なんですよ
一時期は通勤の際、いつも腕の中にコンテインしながら読んでいました
こちらの本は
実践的な対象関係論を学ぶことができます
「ああ、こうやって対象関係論は心理療法で使われているのか」
と物思いにふけりたくなるくらい、とてもよくわかると思います
対象関係論の理論も加えながら、実際の臨床場面の事例も交えて説明しているため、使いやすい本です
概念をシンプルにまとめて、臨床に適用してくれています
祖父江先生はたとえ話が上手いです
また、実際に何をどう行っているのか、という点もとても分かりやすく、ポイントが掴みやすいです。
実践的なことを学びたい方にはフィットする本なのではないでしょうか
約260ページ
ハンディなサイズで持ち運びやすい
(小さくははないけど)
本の内容で、
投影同一化が、クライエントからセラピストへのメッセージという視点にはハッと気づかされました。
セラピストに伝えていることがある、とのこと
これもビオンが影響を与えているようですが、
投影同一化のコミュニケーションの視点の導入が必要だと説いています。
事例篇での祖父江先生の見立てから面接までの流れは、まさに華麗です
ヤベー
俺も対象関係論使いたくなってきたわ
という方は今すぐこの本を武器にして挑みましょう
では